確定拠出年金のデメリット

トップページ > 確定拠出年金（401k）の基礎知識 > 確定拠出年金のデメリット

確定拠出年金のデメリット

確定拠出年金は、国をあげて進めている年金ですから、税制上の優遇をはじめとしてメリットが多いものになっていますが、もちろんデメリットも存在しています。

確定拠出年金のデメリットは、以下のものです。
①支給開始年齢まで引き下ろせない
②運用リスクを負うことになるので、受け取りの額が変動する
③運用の勉強が必要になる

確定拠出年金の受取額は運用によって違いますので、運用の勉強を大切にすることがこれからは求められています。
また、支給の開始年齢まで引き下ろせないので、この点もデメリットといえるでしょう。ただ、公的年金にしても支給開始年齢まではもらえませんので、この点は年金である以上仕方がないと思います。

以上、確定拠出年金のメリットとデメリットを見てきましたが、個人的に受けた感想としては、メリットのほうが多いので有効に活用するべきということです。
やはり、公的年金の不足を受けて、国が力を入れて作った制度ですので、税金面などでの優遇が大きいものになっています。
将来の年金として貯金する気持ちがあるのなら、確定拠出年金の掛け金としてかけたほうが、所得控除の分を考えると単純に２０％、３０％増しの掛け金をかけることができるので、非常にお得です。

確かに、運用のリスクはありますが、運用しているのは公的年金も同じです。
運用をすれば、悪いことばかりでなくいいこともあります。
がんばって運用の勉強をしつつ、確定拠出年金を上手に活用しましょう。