資産配分と購入商品が決まったら,次は,経費の計算です。
経費には,口座管理手数料と信託報酬があります。
それぞれの経費は,証券会社や商品によって違いますので,しっかりと比較しましょう。
この比較は,それぞれの資産配分や選択商品によって違いますので,一概にどの証券会社が安いとか結論はありません。
しかし,かなり面倒な部分であるために,この経費の比較をせずに簡単に決めてしまって将来の受け取り年金が減ることになってしまっては,もったいないですよね。
ですので,めんどくさがらずにしっかりと計算しましょう。
以下,私の決めた資産配分によって経費の計算をしてみましたので,ぜひ参考にしてください。
私の資産配分表 |
||
国内株式 |
外国株式 |
外国債券 |
30% |
40% |
30% |
運営管理機関 | あいおい損保 | E-trade | 岡三証券 | 日本生命 | 野村證券 | みずほ銀行 |
国内株の商品名 | トピックスインデックスオープン | 富士TOPIXオープン | 日本インデックス225DCファンド | ニッセイ日経225インデックスファンド | トピックスインデックスオープン | 株式インデックスファンド225 |
〃信託報酬(%) | 0.5985 | 0.6825 | 0.5775 | 0.2625 | 0.5985 | 0.5775 |
外国株の商品名 | 三菱UFJDC外国株式インデックスファンド | 中央三井DC外国株式インデックスファンド | モルガン・スタンレーMSCIコクサイ・インデックスファンド | DCニッセイ/パトナム・グローバル・コア株式 | フィデリティ・グローバル・エクイティオープンB | フィデリティグローバルファンド |
〃信託報酬(%) | 0.8295 | 0.84 | 0.735 | 1.89 | 1.659 | 1.8165 |
外国債の商品名 | トヨタアセットDC外国債券インデックスファンド | グローバルソブリンオープン | DIAM外国債券インデックスファンド | DCニッセイ/パトナム・グローバル債券 | ゴールドマンサックス世界債券オープンB | グローバルボンドポートD |
〃信託報酬(%) | 0.2415 | 1.3125 | 0.2625 | 1.47 | 0.9975 | 0.8925 |
総合の信託報酬(%) | 0.5838 | 0.9345 | 0.546 | 1.27575 | 1.1424 | 1.1676 |
年間管理手数料(円) | 6084 |
1956 (残高50万未満は、5736) |
6240 |
− | 5952 | 6672 |
新規加入手数料(円) | 2000 | 1050 | 3050 | − | 2000 | 2000 |
*管理手数料には、
・事務取扱手数料(国民年金基金連合会に払うもの、非課税)
・運営管理手数料(運営管理会社に払うもの、税込)
・事務委託先金融機関管理手数料(信託銀行などに払うもの、税込)
の3つを含みます。
*総合の信託報酬は、資産の割合に応じて計算しなおしたものです。
私の場合ですと、国内株30、外国株40、外国債30ですから、
総合の信託報酬=国内株の信託報酬×0.3+外国株の信託報酬×0.4+外国債の信託報酬×0.3で計算しています。
この部分は、皆さんの資産割合に合わせてください。
以上つらつらと計算してきましたが、大切なのは総合の信託報酬と年間管理手数料です。
結局、一番年間管理手数料の安い岡三証券に運営管理会社を決めました。
毎月、最高額を積み立てようと思っていたので、一年以上たつと年間の信託報酬が安いほうが結果的にお得になるからです。みなさんは、どうでしたか?
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