まず、確定拠出年金を始めるときに一番大切な部分は、アセットアロケーションを決めることです!!
アセットアロケーションとは、資産配分といって、国内株・外国株・国内債券・外国債券・国内不動産・外国不動産の比率を決めることです。
たとえば、国内株の投資信託を50%、外国株の投資信託を50%と決めて、毎月その割合で投資信託を買っていきます。
私は、はじめ今まで、投資すらしたことがないのに、さらに自分に合ったアロケーションを決めるなんてできないわ!!と思いました(笑)。
ということで、何かいい参考になるものでもないかと探したのです。
すると・・・・ありました。
資産配分の参考になるものというと、バランス型投資信託のパンフレットです。
いろいろありますよね。郵便局に、証券会社にいろんな所がバランス型投資信託のパンフレットを出しています。
この、バランス型投資信託の資産配分を参考にするのです。
本当は、皆さんにもたくさん投資信託のパンフレットを読んでいただきたいのですが、時間がない人のために、私の集めたパンフレットの中から情報をシェアしておきますね。
おすすめの資産配分は、その人のリスクのとれる度合いによって違います。
下の具体例を見て当てはまるリスクの資産配分を参考にしてください。
リスクが取れる人
(20代、30代の人、40代でも収入の高い人)
リスクを取らざるを得ない人
(収入は低いが、運用期間だけはある20代・30代前半の人)
→→タイプA
ほどほどのリスクを取れる人
(30代・40代の保守的な人・たくさん年金をもらう可能性よりも最低限を守りたい保守的な人)
→→タイプB
リスクを取れない人
(40代後半の人残された運用期間が少ない人で、収入の高くない人)
→→タイプC
リスクのとれる人(タイプA)に属するあなたは、大きく増やす資産配分がお勧めです。
ということは、株の比率を大きくします。
長い間の統計を取ると、株100%で運用した場合と、債券100%、不動産100%で運用した場合には、その差は、何倍にもなります。
短期的には、資産の増減が大きく、増えているようには思えないかもしれませんが、時間がかけられるなら株で運用したほうが儲かります。
ということで、株の比率をせめて70%以上に設定します。
タイプAの資産配分
おススメ度 |
日本株 |
日本 債券 |
外国株 |
外国 債券 |
日本 不動産 |
外国 不動産 |
A−1 | 30% | 0% | 40% | 30% | 0% | 0% |
★★★★★(5) | ||||||
A−2 | 20% | 0% | 80% | 0% | 0% | 0% |
★★★★☆(4) | ||||||
A−3 | 30% | 15% | 30% | 15% | 5% | 5% |
★★★★☆(4.5) |
タイプ | コメント |
A−1 | 株の運用比率を70%にして、値上益を多く狙う資産配分。外貨のリスク多め。一番のお勧め配分。 |
A−2 | 株式市場の時価総額に基づく配分比率。株100%で、配分も世界の成長に基づいたものであり、もっとも理論的。ただし、価格のリスク・為替のリスクどちらも高い。 |
A−3 | 国内株・国内債券を増やし、為替リスクを低くした。不動産にも投資して、外国債券の金利が減少した部分を補った。 |
参考にした投資信託:
マネックス証券 マネックス資産設計ファンド
日興コーディアル7つの卵
タイプBの資産配分
おススメ度 |
日本株 |
日本 債券 |
外国株 |
外国 債券 |
日本 不動産 |
外国 不動産 |
B−1 | 25% | 25% | 25% | 25% | 0% | 0% |
★★★★★(5) | ||||||
B−2 | 25% | 0% | 25% | 50% | 0% | 0% |
★★★★☆(4.5) | ||||||
B−3 | 30% | 35% | 20% | 15% | 0% | 0% |
★★★★☆(4) |
タイプ | コメント |
B−1 | 株の運用比率を50%にして、それぞれ外国と日本を均等な割合にした。オーソドックスなパターン。 |
B−2 | B−1よりは、すこし為替リスクをとったもの。日本の国債の金利があまりに低いので、国内債券での運用をやめ、外国債券での運用にした。 |
B−3 | 為替のリスクを抑えて、国内での運用を多くしたもの。株での運用は50%に抑えているので、そこまで大きくは変動しないと予測。 |
タイプCの資産配分
おススメ度 |
日本株 |
日本 債券 |
外国株 |
外国 債券 |
日本 不動産 |
外国 不動産 |
C−1 | 15% | 30% | 15% | 40% | 0% | 0% |
★★★★★(5) | ||||||
C−2 | 10% | 30% | 20% | 30% | 5% | 5% |
★★★★☆(4.5) | ||||||
C−3 | 20% | 40% | 10% | 30% | 0% | 0% |
★★★★☆(4) |
タイプ | コメント |
C−1 | 安定性を出すために、株での運用比率を30%にした。外国債券のほうが利率が高いので、日本の国債よりは少し多めにした。 |
C−2 | 外国債券での運用をすこし不動産投資で振り替えた。不動産投資も債券よりはリスクが高いものの、高いリターンが狙えるので、少しの割合入れた。 |
C−3 | 為替のリスクを抑えて、国内での運用比率を高くした。一番、リスクとしては小さいと思われる。 |
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