確定拠出年金では、税制上の優遇措置が言われていますが、中でも運用益の非課税はなぜ有利なのでしょうか?
それは、運用に対して複利の効果が利用できるからです。
いったい複利って??という人もいるでしょう。
複利とは、運用益が運用の元金に組み入れられ、増加した元本に対して利息がつくことです。
確定拠出年金では、運用益・配当が非課税になりますので、利息が利息を生むことになります。
これが、少ない元金で大きく増やすコツなのです。
一般的な投資信託だと、分配金を出してしまって、その分配金は運用されません。
さらに、配当課税や譲渡益課税がされてしまうので、リターンはさらに落ちます。
ですから、複利運用にならないのです。
比べて、確定拠出年金では、商品があまり分配金を出さないものが多い上に、配当や譲渡益に課税されません。
また、途中での引き出しも認められていません。
ですので、すべてを翌年の運用にドンドン回していきます。
ですから、老後にたくさんの年金の原資ができることになります。
さらに、確定拠出年金では、長い年月をかけて年金原資をためていくことになります。
とすると、運用は、時間が長ければ長いほど同じリターンでも差が大きくなりますのでさらに年金原資が増えることになります。
以上のことからすると、確定拠出年金をできるだけ早いうちから始めたほうが得だということになりますね。
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