達人のポートフォーリオの第2弾は、Calpers(カルパース)です。
カルパースは、カリフォルニア州公務員退職年金基金のことで、とても運用が上手なことで知られています。
日本のNHKなどのヘッジファンドや、REITを特集した番組でもカルパースがそのようなファンドへ投資している様子が放送されていました。
内容を見てみると、この時点では、最大の投資先は、国内株式です。
アメリカの年金ですから、アメリカの株式に投資していることになります。
アメリカの株式は、グローバル企業が多く(コカコーラやマイクロソフト、etc)など世界全体で利益を上げていますので、アメリカだけへの投資とは少し違い、広く世界的に投資しているイメージになります。
次に、国内債券に投資しています。アメリカ国債は圧倒的な軍事力と、経済力を背景に最もデフォルトのリスクが低いものになっています。
また、最近は利率が低下していますが、それでも日本よりは、2%は高い利率になっています。
さらに、外国株式に投資しているのもわかります。
国内株式と外国株式を合わせると、全体で65%投資しており、日本の厚生年金(46%)と比べると株式への投資比率が高くなっています。
年金は、長期間の運用ですから、よりリスクをとった運用にしています。
なんせ、上手な運用で知られる有名な年金なだけに、よく研究してまねする必要があると考えます。
株での運用を積極的に行うこと、投資を広く持つことが、カルパースの年金の運用から学習できることだと感じました。
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