達人のポートフォーリオの第1弾は、厚生年金基金のポートフォーリオです。
厚生年金と言えば、私たち日本人にとってとても大切なそして、まさに老後の生活の中心的存在の年金です。国を代表する年金制度ですから、いい加減な運用はしていないはずですので、参考にしてみましょう。
まずぱっと見ると、国内債券が多いことに気がつきます。
日本の年金ですから、国内債券というと日本国債での運用ということになりますね(汗)。
日本国債の利率は、10年物で、現在1.7%であるから、世界の債券や株と比べてもかなり低いことが分かる。
次に多いのは、国内株の30%である(大汗)。
国内株と言えば、日本株のことであるが、この日本株もまた低迷しています。
一般的に、国の株価は、GDPの伸びによってきまるといわれますが、日本は少子高齢化でご存知のように、GDPの伸びが今後も厳しい予想になっています。
その予想を反映して、日本株のリターンも低いものになっているのです。
日本株・日本国債の日本関連の投資に約7割が使われていますので、厚生年金の運用利回りは低いことが予想されます。
日本の年金なので、ある程度は、日本への投資が多いのは仕方がないような気もするのですが、それにしても今現在の世界からするともっと世界の債券・株をポートフォーリオに組み込まなければ、インフレにさえ対抗できないと考えます。
また、厚生年金は必須の保険であるので、どうのこうのいってもかけなければなりません。ですから、せっかくなら、厚生年金の運用と少し違う運用にしたほうが、リスク回避になると考えます。
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