スウェーデン国民年金のポートフォーリオ(スウェーデン)

スウェーデンのポートフォーリオ

達人のポートフォーリオの第4弾は、スウェーデンの年金基金のポートフォーリオです。
スウェーデンは、ご存知のように福祉国家として知られています。
税金は重いですが、その代り、老後になっても国家がしっかりと面倒を見てくれます。
手元に残った収入を老後のためにとせこせこ貯めなくても、ある程度の老後がおくれますので、非常にいい暮らしであると思います。

このようにスウェーデンは、福祉国家ですが、年金の運用はみんなの老後を賄うものですので真剣に、運営されています。
スウェーデンの年金運用基金の運用結果で、将来の国民の年金原資が変わってくるのですから、非常に透明性を持って運用されています。

ポートフォーリオを見ると、第1番目に、外国株式に37%投資されているのがわかります。
普通では考えられないことですよね。外国の株式に一番投資されるなんて。
かなり、驚きました。
やはり、本当にリターンの上がりそうな市場で運用されるように検討された結果なのでしょう。立派としか言いようがありません。

次は、国内債券で運用されています。
さらに、国内株式で運用されています。株式での運用は、外国株式での運用と合わせると、なんと約6割に及びます。
やはり、株式で運用しないとなかなか増えないのですね。

以上、世界的に運用が上手だと思われるポートフォーリオを見てきましたが、株式での運用比率が高いのが印象的でした。
株式というと一般的には、とっても危ないものというイメージがあるのですが、長い時間をかけることで、リスクをできるだけ減らして運用しているようです。
ぜひ、自分の確定拠出年金の運用で参考にしてください。

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