商品提供機関が破たんした時には、どうなりますか?

投資信託の運用会社などの商品提供会社が破綻した場合には、確定拠出年金のお金はどうなるのでしょうか?
預けた資産は、運用会社でなく信託銀行が保管しているので影響は受けません。きちんと保護されています。
しかし、運用会社が破綻した場合には、運用する人がいなくなるので、その資金はほかの会社に引き継ぐか償還することになります。

では、信託銀行が破綻した場合にはどうなるのでしょうか?
信託銀行は、信託法によって信託銀行の資産と投資信託の資金は分離して保管されています。
ですので、信託銀行が破綻した場合でも、投資家のお金は影響を受けません。

では、投資信託でなく、保険商品を購入していた場合には、どうなるのでしょうか?
保険商品の破綻の場合には、保険契約者保護機構が一定割合まで保護します。

このように、確定拠出年金の拠出金は、たくさんの仕組みで保護されています。
定年までの30年ぐらいにわたる運用ですので、どこかの会社が破綻することもあるかと思いますが、拠出金を保護する仕組みはしっかりできていると思いますので、安心して積み立ててください。

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